10月25日(水)は、スタッフ梅野・野中による色覚異常についての勉強会でした。
色覚異常とは、正常とされる他の大勢の人とは色が異なって見えてしまう・感じてしまう状態のことをいいます。
〈検査方法〉
・色覚検査表を用いた検査(石原色覚検査表・標準色覚検査表)
・色相配列検査(パネルD-15)
・アノマロスコープ
・ランタン・テスト
〈色覚異常の種類〉
1型色覚:L-錐体(赤錐体)の異常
(黄緑と橙、緑と茶や灰色、青と紫、ピンクと灰色を混合しやすい。赤が薄暗く見える)
2型色覚:M-錐体(緑錐体)の異常
(1型色覚と同じような色が混合しやすい。違いは赤に対する明るさの感じ方。場合によっては灰色と混同する可能性がある)
3型色覚:S-錐体(青錐体)の異常
(強度の場合には、黄が灰色に見え、青緑から紫にかけての色が緑または青緑に見える)
一部の職種や資格(航空機パイロット、鉄道運転士、船舶航海士など)では制限を受ける場合があります。科学的に根拠のある有効な治療法はありませんが、早期発見することで、色覚についての知識を正確に知っておくことが重要です。
次に、副院長より白内障についてでした。
日本臨床眼科学会 市民公開講座 “焦点“
の動画を観ました。
〈白内障の症状〉
・眼のかすみ
・視力低下
・まぶしい
・眼鏡が合わなくなってきた
白内障の手術は手遅れになることはないので、運転に必要な視力、生活に支障が出てきてから手術することが多いです。
気になることがあれば眼科受診をお勧めします。
治久丸